国内最大手のゴルフ場運営 2 社がTOBの攻防戦に突入する。
現在、国内に136のゴルフ場を展開する最大手のアコーディア・ゴルフに対して、130のゴルフ場を展開するPGMが、明日2012年11月16日から2013年1月17日までの期間でTOB(株式公開買付)を実施するとの事です。
買付価格は81000円で、PGMは 50.1% のアコーディア株取得を目指しており、持ち分法適用比率である20.0%を下限に最大で425億円を投じるようです。
アコーディア株の15日終値は53200円です。
ご存じの方も多いと思いますが、PGMは米投資ファンドのローンスターによって2002年に設立されゴルフ場再生で拡大し、2011年にパチンコ機器メーカーの平和(HEIWA)に所有移転している。
一方、アコーディアも時を同じくした 2002年に米投資ファンドのGS(コールドマン・サックス)の傘下に入り急拡大し、2011年に資本提携を解消している。
今年1月にPGMがアコーディアに対して経営統合を提案し 拒否された経緯もあり、今回はいわゆる敵対的買収の様相を呈しています。
表面上は、両社ともファンドとの資本関係が解消されていますが、実質的にGSであったアコーディアとしては受入れ難いでしょうね!
穿った見方をすれば GS対ローンスターの代理戦争!と考えたくもなりますが、いずれにせよ国内ゴルフ事業の覇権争いであることは間違いありません。
アコーディアは更なる高値の買い付けで防衛・対抗措置を取るのでしょうか?
それとも・・・
TOBが成立すれば、経営統合の形態にもよりますが、PGMメンバーズカードの利用コースが増えるようならPGMメンバーにとっては嬉しい話かもしれませんね。
ブログランキング参加中、ご協力お願いします。 Please click it. Thank you.
↓↓↓ ↓↓↓ ↓↓↓

また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。