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速報!ホテルエレベーター(シンドラー社製)で死亡事故

「アパホテル金沢駅前」で清掃員がエレベーターに挟まれて死亡した。
本日31日、14:55頃、119番があり駆けつけた救助隊に約40分後に救出されたが、搬送先の病院で死亡が確認されたとの事です。

エレベーターはスイスのシンドラー社製で、女性が4階でエレベーターに乗込もうとした際にドアが開いたままカゴが上昇したため、つまずいて転倒しカゴの床と乗降口の外枠に挟まれたということです。

痛ましい事故です!
今後の調査で原因究明されると思いますが、シンドラー社製エレベーターの事故多いですね。
もとは国内の「日本エレベーター工業株式会社」がシンドラーグループ入りし、1991年に社名変更された日本法人ですが、今まで頻繁に事故が発生し問題となりメディア等でも取りあげられたことはご存じの方も多いと思います。
国内では大手3社(三菱・日立・東芝)が市場を占めていますが、低価格路線で業績を延ばしています。
シンドラー社の世界シェアは、エレベーターで2位、エスカレーターで1位です。

ホテルに限らずエレベーターに乗るとすぐにメーカー名と定員数(重量)に目がいってしまうのは私だけでしょうか?
お客様への安心・安全が大前提となるホテルですから、従業員の安心・安全も確保して頂きたいものです!

安いものには、それなりの理由もしくはリスクが伴うということですね!
「安物買いの銭失い」と言うことわざがありますが、失うものは金額に換算できない人命と信用ですから、事故の無くなることを願うばかりです。

亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

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インターコンチネンタルホテル上海expo撤退!

上海には、インターコンチネンタル上海浦東とインターコンチネンタル上海expoの2軒のインターコンチがありましたが、インターコンチネンタル上海expo(400室)が看板を下ろしたようです。エージェント関係者をはじめ既にご存じの方も多いと思います。

万博に合わせて 2010年にオープンした上海では新しいホテルですね。
私はこのホテルを利用した事がありませんので実際のクオリティは知りませんが、利用された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
オーナーは、日本・香港・台湾などの海外資本企業ではなく本土のデベロッパー企業のようです。
IHGのサイトからは予約画面にアクセスできなくなっており、HISのサイトからは削除されていますが、まだ措置の施されていないサイトもあるようです。

オーナー(所有・経営会社)とオペレーター(運営会社)はWin-Winの関係であり、一般的には20年以上の期間を目途としたマネジメントコントラクト(運営管理受委託契約)により進出している。フランチャイズ契約では?と思う方もいらっしゃるでしょうが、提供内容と委託料が異なるもので、基本的な契約期間が異なるものではない。

世界的ブランドホテルが短期間で撤退することは社会的信用性とチェーンとしての予約システムや世界各地の媒体広告などで損害が生じる為、契約期間内におけるオーナーサイドからの契約解除にはペナルティ要項も組み込まれており、開業した以上 立地環境やコンセプトを理由にブランドの信用性やビジネスを反故にして、わずか2年で自ら撤退することはない。

オーナーサイドにとっては、違約金・ホテルの看板のみならず、備品・消耗品・印刷物などの名称やロゴの入った物品すべてを変更する必要があり、場合によっては予約システムの入れ替え等などの投資と、認知度下落によるさらなる業績低下も発生する。

従って、一時的な業績問題が生じてもオーナーはそれを理解して委託したはずであり、オペレーターのマネジメントフィー(報酬)に対する交渉も可能です。

つまり、ビジネスとしての基本姿勢(取引)が崩れない限り、ありえない事態である。
どのような状況が発生して、ブランドがなぜ撤退するに至ったか、ホテル事業を知る業界関係者であれば容易に推察できるのではないでしょうか。

次回は、より理解しやすいように一般的な事業スキーム(所有・経営・運営)について述べることにします。

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LED照明への切り替えお済みですか?

早いもので今年も残り3ヶ月となりました。
と言ってもまだ暑い日が続き、いまだに夏気分が抜けず、暦と季節感にずれが生じているのは私だけでしょうか!

既にご承知のことと思いますが、2008年5月に経済産業省は、メーカーに対して2012年を目途に白熱電球の製造・出荷を終了するよう要請しており、本年6月には経済産業省と環境省の両大臣名で、業界団体の「省エネあかりフォーラム」に対し LED照明などの普及促進に協力することを文章で要請し、業界全体に対して政府の明確な方針を伝え、一層の積極的な対応を求めた。

「省エネあかりフォーラム」はパナソニックや東芝ライテックをはじめとする電球メーカー各社のほか、ヤマダ電機などの量販店を含めた、照明機器の製造・販売にかかわる84の企業・団体が加盟しています。

また、両省は国民への啓もう活動を「あかり未来計画」として推進しており、販売店やコンビニエンスストアなどにポスターやステッカーを貼って導入機運を盛り上げています。
大手家電メーカーでは2012年を目途に一般的な白熱電球の製造・出荷を行わないことを明言しており、年末までには通常の販売ルートから白熱電球がなくなりそうです。
白熱電球と比べればまだまだ高価なLEDですが、2013年からの製造・販売量の増加により価格が下がることも予想されます。

光熱費の負担が大きいホテル・旅館(宿泊施設)では、既に切り替えを済ませている施設も多いようですが、まだお済みでない施設は切り替えに向けた見積もり作業、予算措置が必要です。
サービス業ですから、お客様に指摘されることのないよう電球のストックはされていると思いますが、2013年中の切り替えをお勧めします。

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パレスホテル東京5月17日オープン

老舗ホテルの1つ、「パレスホテル東京」が、いよいよ来月17日から新たな歴史のスタートです。
客室290室は全室45平方メートル以上で、スイート及びクラブルーム利用者専用のクラブランジがある。
飲食は フランス料理、日本料理、天ぷら、鉄板焼、鮨、中国料理、オールデイダイニング、ロビーランジ、ラウンジバー、メインバーと充実し、
宴会場は、結婚式場(チャペル・神殿)は勿論、大・中・小、ボードルームも備え、こちらも充実、他に スパ、フィットネス と、まさにラグジュアリーホテル。
皇居を望む丸の内ですから、「ザ・ペニンシュラ東京」を十分意識しての事だと思います。

丸の内・東京駅界隈と言えば、他に「シャングリ・ラ・ホテル東京」「フォーシーズンズ・ホテル」、国内勢では、「丸の内ホテル」「ホテルメトロポリタン丸の内」等がありますが、本格的ウェディング施設を備えた競合ホテルとしては、「ザ・ペニンシュラ東京」でしょうが、婚礼・宴会分野にウェイトを占める皇居周辺の競合ホテルとしては、今年40周年を迎えた「ホテルグランドパレス」、「帝国ホテル」も、と言うことになりそうです。

客室数から見れば、飲食及び付帯施設の比重が大きい。
一般的な収益貢献としては、客室=利益、婚礼・宴会=売上、飲食=貢献はないがホテルの顔となりやすい。

従って、施設構成のもつ利益構造としては薄利を宿命づけられたホテルと言えそうです。
しかし、客室数を大きくすれば投資が膨らみ回収期間が長くなります。
その薄利を補う高単価サービスを提供し、稼働率を高いラインで維持、さらには効率化や生産性を考慮した目配りの利く規模という事になれば、ペニンシュラやリッツ・カールトンも300室以下です。

先に述べた周辺ホテルが婚礼施設を重視しない理由の1つに少子高齢化による需要減少がありますが、パレスホテルのウェディング・宴会施設が重視されているのは、歴史からなる固定客と潜在顧客基盤があっての事と思います。
周辺競合ホテルを逆手にとったと言えるかもしれませんが、最大の課題はブランド力の強化でしょうか。

GW(ゴールデンウィーク)後のオープンは少し残念ですが、落ち着いた頃にスカイツリー見物と皇居散策で過ごすホテルステイを計画したいと思います。

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ヒルトン大阪で食中毒

相次ぐホテルの食中毒報道です!
先月発生したグランドプリンスH新高輪に続き、今度は世界的一流ブランドの「ヒルトン大阪」で食中毒です。

ヒルトン大阪のレストラン「ウィンドーズ・オン・ザ・ワールド」で、今月15日にコース料理を食べた10人の客が下痢や嘔吐などの症状を訴えた。

大阪市は21日、ノロウィルスによる食中毒を発症したと発表し、ヒルトン大阪に対し21日から3日間の「ウィンドーズ・オン・ザ・ワールド」の営業停止を命じた。

ホテル食中毒、氷山の一角ですね!
公にされない食中毒はどれほどあるのでしょうか?
危機管理とスタッフ意識の徹底は難しいものですが、そこがなければホテルのプライドや品格が崩れ、外食産業への優位性が薄れます。

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