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ホテルのブランディング

ホテル名称=ブランドは、市場における浸透性において最も重要です。これは、既に一定程度の認識をされている、又は知名度が確立されている名称は別として、そのイメージや覚えやすいと言った意味で記憶に残る名称と言う事です。施設と名称のイメージがかけ離れていたり、酷似した名称が多くあったり、個人名称が使用されているホテルや旅館など、利用した人にとってそのシーンは覚えていてもホテル名称を直ぐに思い出せない人は少なくないであろう。多く用いられる名称は地名を組み入れたり、オーナーの個人名を用いたりしている名称です。これは如何にもそこだけに存在する地元の施設という看板を掲げています。利用者にとっては安心感やサービスグレードに不安を抱く方が多いのではないでしょうか? 特にインターネットや情報誌等で選定する場合は除外されるケースが多い。つまりホテル名称とは利用客に対する記憶性、イメージ性、市場への浸透性、コンセプトとの整合性等を加味する必要があり、これがブランド戦略です。このブランド戦略が確立されていれば、その名称が時間と共に陳腐化することは少ない。単に名称を付けていますと言った戦略なきホテル名称はハードウェアの経年劣化と共に陳腐化し、客層の低下や市場から見放される結果に繋がることが多い。宣伝広告業界の方々は知り尽くしているこの重要性ですが、同じ露出をしてもその反応や浸透性は極端に異ななります。つまり〝戦略なきもの意味を持たず〟という結果になります。それなりの規模を有する施設の再生においても検討されることが多く、セカンドブランドやサードブランドの開発・構築に大手チェーンホテルでさえ失敗することもあるほど難しいものです。

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ホテル事業の弱点

シティ・リゾート・ビジネス等、ホテルのカテゴリーとしてはそれぞれありますが、ホテル事業の基本的な考え方としては、装置産業としてのハード面にかかる総事業費の大きさと、ホスピタリティ産業としての運営上から受ける利益率が低い為の長期回収事業。薄利であるホスピタリティビジネスの利益から装置産業としての膨大な投資を回収、及びその金融負担をカバーしなければならない。部門別に見れば、宿泊=装置産業、飲食・宴会=ホスピタリティ産業からの利益率で構成されている。この異なる産業を一体化してより良い事業とする為には、やはり施設構成と言う事なります。ビジネスホテルの事業性が良いのは装置産業としての利益率が主体で経営できる為です。最も難しいと言われるリゾートホテルにおいては、延床面積に占めるパブリックスペースとホスピタリティ分野を含めた附帯施設を充実させなければならない為、総事業費の投資効率が低い。さらに、収入が季節変動により左右される為、基盤となる宿泊部門が通年を通して、ある一定程度の収入及び利益を上げられない。また、ホテルの場合は魅力ある空間提供として、それぞれの施設内容や内装などを維持または定期的に発展させる必要があり、この為に毎年の利益の中から資金を積み立てて確保する必要があります。ホテルを除外して産業別に捉えれば、装置産業は客数による基盤で、ホスピタリティ産業は単価による基盤が多い。だからと言って、リゾートホテルの施設構成をビジネスホテル型に近づければホテル自体の価値を損ない市場から見放される事となります。リゾートにおいては、やはり一定の集客が見込めるソースや潜在顧客が必要となるわけで、これをホテル単独で新たに確立するには相当な困難と時間を要します。一例ではありますが、現在リゾートとしてある一定の事業を確立しているのは、会員権ビジネスとしてのホテル(エクシブ/リゾートトラスト)や以前は輸送機関を母体とした航空、電鉄系等です。勿論、ホテルの規模・土地の有効活用・企業背景等で総投資額や事業スキームも異なる為、全てを同一的に言えるものではありませんが、リゾートホテルに多く存在する季節料金設定(旅館方式)はエージェント志向とも捉えられ、これが本来の事業性や運営上の対策案を見えなくしているのかもしれません。

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速報! 帝国ホテルで火災!!

2時間ほど遅ればせながら、帝国ホテル火災の速報です。
本日、8月17日 20:30頃、帝国ホテル本館2階で爆発火災。消防車や報道のヘリなどで一時騒然。本館の宿泊客530人は一階ロビーへ非難し、けが人はなし。本館2階といえば宴会場ですが、報道によれば厨房は使用していなかったと言う。爆発音がして、2階厨房部分の天井約30㎡が焼け、3階に煙が充満したらしい。ビックリしました。幸い、大事に至らず何よりです。しかし、帝国ホテルは本年8月1日に50週年を向え、記念イベントを開催したばかり。半世紀の節目に〝あわや〟という出来事です。

時事通信速報  毎日新聞速報  読売新聞速報

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病院または介護施設探しています

現在、全国に14施設を経営・運営している医療法人様からの依頼により、200床以上の病院または介護施設を探しています。保険適用外の形成外科等でも結構です。譲渡・売却情報ありましたら宜しくお願い致します。エリア(地域)の制限はありません、全国何処でも結構です。再生・譲渡・売却をお考えの経営者様、関係者様、情報をお待ちしております。売買形式・価格はDD(デュー・デリジェンス)後にご相談させて頂きたくお願いします。また、譲渡・再生・売却にあたり条件がございましたら遠慮なくご提示下さいませ。ご連絡方法につきましては、本ページの Contact - Mail form または Link の 公式サイト「お問い合わせ」よりメールにてお願い致します。但し、複数の不動産仲介業者様が介在するような情報は遠慮させて頂きます。
尚、情報につきましては秘密厳守いたしますので、詳細情報及び資料開示につきましては「守秘義務誓約書」を提出いたします。安心してご連絡いただければ幸いです。
成約の際は、紹介者様への謝礼致します。

参照:M&A

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前代未聞!

いよいよオリンピック(五輪)開幕ですが、大方の予想通り五輪開催国における外国人集客は過去最低のようで、外国向けに25%分のチケット枚数が各国に割り振られているようですが、日本ではチケットの売れ行きが悪く値下げをしても変わらず、他国でも同様のようです。これを象徴するかのような北京のホテル事情、前代未聞です。確かに、五輪に向けてホテルが急増したせいもありますが、5★ホテルの稼働率は80%(予約ベース)、4★以下のホテルは何と40%台との事です。これって各国のホテル事情としては平常時の業績より悪いと思います。五輪も開催毎に選手団の人数は増え、それに伴い報道関係者も増えています。この事を考慮すれば、4★以下のホテルは五輪外国人客の予約は極少数、さらに5★ホテルの大半も報道関係者が主で、一般外国人客は微々たるものと思われます。言ってみれば中国人民だけの観戦で他国の国民はテレビ観戦、と言うところでしょうか! 史上最悪となった今回の開催ですが、これが世界的な五輪離れに繋がらなければ、と願う次第です。出場を辞退する選手や、直前まで他国に滞在する選手団など、こちらも前代未聞です。やはり、環境・治安・食の安全等の国際的社会問題をはじめ、交通機関の状況・マナー・サービスにも不安があるようです。中国の威信をかけて政府は躍起になっているようですが、五輪が国の評価を作るのではなく、過去の評価が五輪に繋がるべきと考えますが、委員会はどう感じているのでしょうか? まぁ~13億の人口ですから、開催国割当分の75%が完売できればビジネス的には問題なし、と言うことでしょうか? それにしても北京のホテル・観光業界、報道が事実なら悲惨です。五輪特需を見込んだホテルの特別(高額)料金設定は観光客を遠のかせ、ビジネスマンは開催期間中の出張を控え、イメージ的には地震やチベット問題など、要因は多数あるかと思いますが、本来は織り込み済みのはずです。間際になってのダンピング合戦もあるようですが、全ては〝時すでにおそし〟でしょうか! 果たしてオリンピック閉幕後の対策や如何に? そして上海万博は・・・。

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