既にご承知の通り、今年最大規模となったアーバンコーポレーション(負債総額2,558億円)の破綻で、消滅すると思われる新規ホテルプロジェクトを知り得る範囲で整理してみます。民事再生ということで新スポンサー次第とも思えますが、基本的には夢・泡となり、既存物件に対する新スポンサー探しということになると思われます。
アーバンアセットマネジメント
広島県東広島市 213室 (東広島ホテル/三セク)
神奈川県足柄下郡箱根町強羅 158室 (雪月花/共立メンテナンス)
沖縄県那覇市 106室 (泊ホテル/グリーンHM)
京都府 ? (アマンリゾーツ)
アーバンコーポレイション
大阪府大阪市北区茶屋町 約50室 (大阪東急ホテル再開発)
韓国ソウル市 200室 (ベストウェスタン)
神奈川県小田原市 ? (小田原駅東口再開発)
神戸市中央区南京町 ?
ホテルプロジェクトとしても、これはほんの一部と思われます。なぜならばこれはプロジェクトして公表されている又は着工済みの物件です。アーバンは全体で100以上の新規プロジェクトを有していたとの事で、公表されていないホテルプロジェクトや今後の共同事業を念頭においた提携など広く推進していたようです。また既存物件は70を超しているようです。
スルガ、レイコフ、ゼファー、セボン、アーバンと新興不動産企業が破綻し、その物件数は一体どの位を数えているのでしょうか? ホテルだけでも、京都二条ホテル(ゼファー)をはじめとする有名・老舗ホテルも数多く含まれております。そのあらゆる既存物件を格安で競り落とそうと、ゴールドマン・サックス、ラサール、ブラックストーン、フォートレス・インベストメント等、ファンド約30社による争奪戦が始まっているようです。
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