千葉県から調査を委託された三菱総研が、5年間で1兆円の経済効果が見込まれるとの中間報告を纏め、18日のシンポジムで中間報告として公表されたそうです。
20ヘクタールの敷地にカジノ・歌舞伎・温泉を組込んだ中低層施設案(A)で年間173万人来場予測 と 50ヘクタールに(A)+アミューズメント・ショッピングモールの大規模施設で年間243万人の来場見込み、だそうです。国際空港を生かした県の経済活性化構想です。
以前、台湾ほうこ島のカジノ構想を取り上げた記憶がありますが、どうでしょうね~。
特区構想で一時全国的にもてはやされたカジノ計画ですが、土地取得は可能なのでしょうか? 交通面では問題無いと思いますが、シンガポールや香港と比べると環境的に寂しい気がします・・・。
思い出しました!
そう言えば2006年だったと思います、ベトナムのハノイ市制百周年に向けハノイ市が行政を含めた中心地にすべく広大な土地をインフラ整備し、そこを区画分けしハノイ市側の計画に沿って2010年中の開業を目指しプロジェクトを誘致、ある日本企業が複合体での進出を模索し、そのお手伝いをした事がありました。
空港から離れていたため高層建設も可能で、その計画が丁度19~20ヘクタールでした。
ホテル・カジノ・ショッピングモール・レジデンス&レンタルオフィスの構想で、総事業費は日本円で約800億、ベトナムでしたので建設費は日本の1 / 2 以下、全てが安価で、そのうえ税制上の優遇措置もあり、ネガティブ収支予測でも事業ベースでは優良プロジェクトになり得ました。
しかし、その段階でカジノは許可されておらず、行政側は2010年までにはカジノ許可を下ろすとの事で、3期に分けた事業計画を作りましたが、社会主義国の政治的リスクを払拭できませんでした。
今回の構想における総事業費・収益は一体どの位になっているのでしょうか?
また、5年間で1兆円の経済効果は単純平均で年間2000億です。本構想にホテル事業が組込まれていないので来場予測者数の宿泊・飲食などもありますから、エアーライン・観光・物流等など全てを合わせれば当然経済効果は高くなりますが・・・。
ブログランキング参加中!
↓↓↓クリックお願いします。 Please click it. Thank you
