東日本大震災で津波の被害を受けた宮城、岩手両県の沿岸9市町に、10棟(1300室)のビジネスホテルを新設する事をオリックスが明らかにした。復旧・復興事業に伴い、深刻化している現地の宿舎不足に対応し、来春までに順次オープンさせ、計250人を雇用するようです。
仙台市宮城野区に2カ所、宮城県の石巻市、気仙沼市、南三陸町、山元町、岩手県の宮古市、釜石市、大船渡市、陸前高田市の計10カ所(うち6カ所は津波浸水地)で、10月に釜石市のホテルを開業する。その他、福島県の数カ所でも建設を検討しているとの事です。
1300室の投資額は50億円規模、オリックスが土地を借りて建物を新築し運営を委託する。1泊2食つきで5千~6千円台になるようです。
そう言えば、先月 三菱商事も東日本大震災で全壊した岩手県陸前高田市の「キャピタルホテル1000」の再建支援に1億円を出資するとの発表もありました。
「キャピタルホテル1000」は、建物自体はまだ建っているが津波で内部は崩壊しており、新たに3階建てホテルを建設し 2013年6月のオープンを予定しているとの事です。
ご存じの方も多いと思いますが、この「キャピタルホテル1000」は、元は演歌歌手 千昌夫氏が手掛けた7階建てホテルで、陸前高田市のシンボル的な存在でもありましたが、建物自体は消えゆくようです。
新築するホテルは、3階建、40室、最大収容人員80人と規模を縮小し、やはり復旧・復興事業に伴う現地の宿舎不足に対応するとの事です。
復旧・復興へ向けたボランティア活動もさることながら、民間による支援も拡大し、雇用創出も進みつつあるようです。
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