皆さんご存知の ラフォーレ倶楽部を運営する森観光トラストですが、親会社の森トラストとマリオット・インターナショナルとの業務提携が行われるようです。
森観光トラストは設立40周年を迎え、ラフォーレ修善寺、伊東、強羅、東京のリニューアルを行う予定で、さらに2014年には銀座・京橋、京都嵐山の新規ホテル開発も推進しています。また、2月7日より森観光トラスト(株)から「森トラスト・ホテルズ&リゾーツ(株)」へ社名変更し、森トラストグループが展開するホテル・リゾート事業の新たなステージに突入するようです。
森トラストのホテル事業としては、コンラッド東京、シャングリ・ラ東京、ウェスティン仙台など、外資系ホテルの誘致・経営・運営を行っており、新たにマリオットブランドが加わることになります。
ラフォーレブランドでは全国に12施設を展開しておりますが、ラフォーレ東京(品川・御殿山)は他施設とは異なるシティホテルで、外資系ホテルの進出が続く都心のシティホテルとしては、ブランド力及び存在感が弱いと感じるのも実感です。
マリオットブランドへの変更・改装で集客力の向上のみならず、森トラスト・ホテルズ&リゾーツとしてホテルノウハウの強化及びラフォーレ倶楽部のステップアップも期待できそうです。
因みに、ラフォーレ倶楽部は約1000万人の会員ネットワークを有しているようですが、同様に会員ビジネスを背景に持つホテル・リゾート施設としては、リゾートトラストのエクシブがあり、グレード感のあるリゾートホテルを展開しています。
外資ブランドを導入するホテル、外資ブランドから脱皮して独自路線に変更するホテル、自社ブランドを強化展開するホテル、企業背景・エリア競争力・立地環境・ニーズの変化・業績等など様々な要因で将来性と事業価値を高める為の選択がなされますが、戦略と経営トップの決断力がなければ選択肢も生かされないということですね。
単なるホテルの改装と言うよりは革新と言うべきかもしれません!
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