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えっ、箱物型開発 今でも!

いや~、驚きました! 相変わらずの箱物型開発です。
現代の多くの開発は事業開発型で検討・推進され、以前のような箱物型開発の手法や考え方は、事業性(業種ノウハウ・採算性・ソフトウェア)無視の手法として、今日では否定的に捉えられております。

基本計画と実施計画という2段階の手法により、基本計画段階では事業性を無視した希望・アイデア等、つまり夢物語を形にして、それを実施計画段階で資金調達とすり合わせて調整するという、根拠なき無駄な作業と市場無視の手法です。

企画担当は「話題性=集客力」という観点からハード面に夢を盛り込み、事業性(経営上の採算性)を無視します。
設計担当はその夢を具現化し、建設費に意識はするもののプランとのギャップを恐れ、より効果的な内容を考えます。
そして事業主側は資金調達に重点をおき、経営上の採算性やリスク分析が曖昧なまま箱物先行型の開発が行われてきました。

つまり、本来最も重視すべきはずの経営・運営面の長期採算性の観点から、専門性のあるプランニング・コントロール、プロジェクト・マネジメント、リスク分析がなされていないという事です。一般の不動産開発(オフィスビルやテナントビル等)は別として、複合型やホスピタリティー産業の要素を含む場合は事業開発型で推進すべきです。地方ではまだまだ箱物型開発手法の考え方が多いようですが、既にバブルが崩壊して10数年が経過し、あらゆる業種で変化・改革がなされました。

箱物型開発による事業の多くが民事再生により無価値同然で事業譲渡されている事は既にご承知の通りです。産業再生機構の地方版として地域力再生機構が起動するようですが、地方行政の重石となっている第三セクターは対象外となりました。三セク=箱物事業と言うのは、補助金前提で開発(作る)を目的とした施設が多く、経営・運営における長期維持の事業性を置き去りにして推進した結果とも言えます。

そろそろ専門ノウハウの重要性を理解しなければ都市との格差は広がるばかりと感じてしまいます。開発チームとしては、立場や繋がりと言ったノウハウとは関係ない要素を排除し、それぞれの専門分野(ノウハウ)を認識した上で、取り組むことが成功への第一歩であり、必要要素ではないのでしょうか?

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